テレビサイズの時点で散々Moiraっぽいと騒いでましたが!!ここまで!!ここまでとは!!思いませんでした!!!
オリオン厨でスコルピオス信者のMoira好きとしては文字通り神曲なんだけど、進撃の巨人っぽい曲かっていうと正直あんまりそうでもないよね。
まさに進撃の巨人がRevoフィルター通った曲。
あと致命的なネタバレの歌詞は本当に致命的だったwwwwこれは確かにアニメ初期には出せない歌詞だわwwww
以下ネタバレ感想です。
22:00 追記しました
「『自由』を望む<<あの日の少年>>」とかまんまエレフじゃん!!
『奴隷達の英雄』の「あの日の少年には空を行く鳥が何よりも自由に見えた。嵐女神の気まぐれで成す術もなく地に堕ちるというのも知らずに」っていう歌詞と無関係とは言わせない!!
「~己を矢に込めて!全てを貫いていけ」 がスコルのためにアルカディア王を射たあたりのオリオンにしか思えなくてつらい。スコルのために自分を矢にしたオリオンつらい。
ここから「何かを変える事が出来るものは~」までの間奏が『奴隷達の英雄』でエレフが黒い剣を取ったところあたりのメロディーとすごく似ててそわそわする。
失ウコトノ耐エガタキ痛ミニハモウ慣レタカイ?って言いたくなるですよ。
「何かを変える事が出来るのは 何かを捨てる事ができるもの」は進撃の原作そのままなんだけど、ここに入ってくるとエレフを捨ててアメティストスになったあの子のことだろと!!
ミーシャを失わせた世界を変えるために自分全部を捨てたんだよ。ミーシャとお揃いの三つ編みもやめたんだよ。うう、もう涙出てきた。
「奔る奴隷に勝利を!」にいたっては何も言う必要がないくらいにエレフでしかなくて!!ああもう!!
衝動に『殺意』って振ってたのはちょっとだけ意外だった。というか予想外だった。素直に「衝動」と思ってた。そのへんはメルヒェン色が強いんですね。
最終的に出来上がったイメージが「奴隷軍に属する射手が己の狂気を受け入れながら一の目的を果たすために紫とともに冥府へ向かう」曲。
一言でいうとスコオリからのオリオン+エレフ。スコルが死んだ後もオリオンが生きてる(王様を射たあとスコルに殺されるつもりだったのに、刺されたと思ったら城壁の外に捨てられてた)バージョンの解釈で。スコルに生かされた命だから自分で断つ訳にもいかなくて、冥府に行くまで残された時間をエレフのために使おうって決めたオリオンたまらん。
エレフに「何かを変える事が出来るのは 何かを捨てる事ができるものだ」って言われて「じゃあオレには何でもできる。全部捨てされられた」って答えたけど、死に際にスコルの幻影見て「ああ、なんだ。オレ、全部まだ持ってたじゃないか。変われないわけだ」って息絶えるオリオンください。
追記)
「奪われたその地平 『自由』を望む<<あの日の少年>>」
のとこだけど、順接:地平を奪われたから『自由』を<<望むあの日の少年>>ではなく、並列:奪われたその地平=『自由』を望む<<あの日の少年>>ていう感じで全てオリオン視点に解釈すると非常に胸が熱い。
オリオンにとって最初に自由をくれたのはエレフで、共に自由に望んで闘った仲間で、オリオンにとってはエレフが地平線で、それを奪われた。
って考えると奴隷軍での闘いはスコルの敵討ちであるとともに、紫の男の子がアメティストスになるために切り捨てられた「エレフ」の敵討ちでもあるってことで、自らの殺意すら利用して冥府に狼を送り届けるオリオンってば本当に病んでも健やかに悲惨な子