とりあえず勢いのまま。
ツイッターで言ったけど、ある意味で一つの理想の展開ではあった。
なんか「こうあって欲しいけど、オズさんならきっとこうなる」みたいな予想の後者。
っていうか何だかんだ言いながらオズさんはいつ死んでもおかしくないと思ってたし、毎週覚悟はしていたので結構冷静ではある。
麻痺してるだけかもしれないけど。
過去も心理もすごく大事にされたと思う。
あ、あくまで「理想の展開」ね。「理想の結末」じゃないので。
オズさん。
オズさんオズさん。
まだ結末じゃない。
切り札は魔剣の種でしたね。
正統派。一番大きい可能性だったもんね。
そしてオズさんの特殊能力無し理由は「耐性が無い」と。
まあこれは赤騎士が言ってるだけなので正解かはわからないけど。
魔剣に耐性がないだけのか種全般に耐性がないのかは未判明だし。
それにしてもラヴィたんの「自分が一番よく分かってるでしょ」がどこからきたのか分からない。
聖守護隊として?それともオズさん個人が?
オズさん、やっぱり過去に耐性無いのに種取り込もうとして死ぬほど苦しんだことでもあったのだろうか。
それをラヴィたんが赤騎士として見たことあったのかな?
魔剣の時の戦いからだけだと少し薄い気がするんだよな。
まぁラヴィたんだから勢いだけのセリフって可能性も否めないけどね。
ああ、オズさんがボロボロ。
ほんとにもう。もうもう。
耐えがたい苦痛に愚痴一つで、軽口一つで耐えてしまうオズさんがひどい。
「独りぼっち」って言い方が、「独り」じゃなくて「独りぼっち」って幼さが、家族をなくした子供そのままで泣きたくなる。
辛いよね、辛かったんだよねオズさん。
ここでようやく「女王陛下のため」「国のため」の裏側、もう一つの本音が表に出てきて、胸が爆発しそうになった。
「絶…対に…同じ目には…」って、アラゴからユアンを奪わせないってことで、そういう意味ではオズさんの守る対象ににユアンも入っているのかと思うと胸熱。
ああ、そういえばオズさんはアラゴがユアンが生きてることを知った時のことを知ってどう思ったんだろう。
オズさんはさ、本当に「守る」人だよね。
なんか上手く言えないけど行動理念の根っこが「守る」ことにある人。
その対象が聖守護隊で国で女王陛下でアラゴ。
どんどん守りきれないまま失っていって、あ、でもオズさんにとって女王陛下は護る相手ではないのかな?
もちろん目の前で何かあれば身を挺して庇うだろうけど仕事としての護衛はできない感じ。
無事を祈り加護を願うけど、守ることはできない相手な感じ。
たぶん女王陛下の護衛は女王陛下だけを護るような考えをできる人じゃないとダメな気がする。
聖守護隊とか国とか他の何かと天秤にかけたときに揺れるまでもなく女王陛下を選ぶ人が護衛についてるんだろうな。
オズさんには女王陛下以外にも大切なものがありすぎるからさ。
それで、そのいっぱい守れなかった先に、最後の最後にアラゴだけは守ろうと命を振り絞ってる姿が苦しくてしょうがない。
そして萌える。
オズさん。
「自分の命は、自分が守ってやらなきゃよぉ…」
オズさんの目がうつろで何も見えてないようなのに光が入ってるみたいでもう。
オズさんにとってアラゴは本当に希望だったんだと叩きのめされた。
自分がなり損ねた理想の可能性が目の前にある悲痛さ。
もう、ほんと誰かオズさんを守って。
仕方ないとか悲しいセリフ言わせないで。
オズさんを守って。
オズさんオズさん。
オズさんはどうして幸せになろうとしてくれないの。
どうして自分の幸せ追いかけてくれないの。
今の自分が幸せとか思わないでほしい。
確かに聖守護隊の他のみんながいたころは間違いなく幸せだっただろうけど、いまのオズさんは絶対「幸せ」ではない。
幸せな記憶を頼りにして不幸を自覚してないだけだろ。
悪いとは言わないけど!でもね!何なの!何なの!!バカ!幸せになれよぉぉぉおおお!!!
幸せ基準を千人長が生きてた時代に置いてくれ!バカ!!
あなたはもっと幸せになれるんだよー!!バカバカバカ!!!
「オレと一緒に…死んでくれ」
オズさんの脳裏によぎった聖守護隊の姿に涙。
独りで戦ってきたオズさんが、でも死ぬときは「一緒に」っていう相手がいるのは皮肉なのか救いなのか。
オズさんの死はそのまま『聖守護隊』っていう存在の死に直結してるわけで、オズさんも充分それを自覚してて、
その中でみんなを想いながら、それでも「一緒に死んでくれ」って言ったわけですよ。
あー。もう。
はぁ。
「やれるだけできたかな…」っていうのがね。また泣けてね。
「やれるだけやった」でも「ここまでだ」でもない問いかけなのがね。
千人長絡むとオズさんの弱い部分がぼろぼろでてくるのでもう心臓が追いつかない。
認めてほしいんだと思うのよ。がんばったねって。自分で認めるだけじゃだめなんだよ。
千人長や仲間によくやったっていってもらえる自分を目指してたんだろうなと思うわけです。
うう、オズさんは許されたいのか、そうなのか…。
独りっていうのは本当に気負わなければならなくて、全員分全部背負ってて、それは本当に重かっただろうな…。
健やかに笑ってるオズさんをこんな風に見るとは思わなかった。
あーあ。これで飲み潰されたアラゴをユアンが迎えに来たりさ。
やっぱりフラフラになったオズさんに千人長が拳骨したりさ。
そんでそこでオズさんとユアンが出逢ったり。
アラゴの肩を抱えて歩くユアンに通りすがりのセスが手伝いましょうか?って声かけてきたり。
あーあ。
あーあ…。
それでもオズさんが「たのんだ」って思える相手がいることは、託せる相手がいることはよかったと思うので、やっぱり理想の展開だったと思います。
辛いけどね!ほんっとに辛いけどね!
辛いわ萌えるわでもう完璧にキャパオーバーだけどね!
オズさんオズさん!
God Save the Queen!!
God Save the Queen!!!